『长篇故事・2ch』自哆啦A梦消失以来,已经有10年了吗……(二十七)
引用元:http://open05.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1407666476/
544:◆9XBVsEfN6xFl: 2014/08/13(水)21:27:06 ID:H3kqmpeHo
――ふと、僕は目を覚ました。
——忽然间,我醒了过来
「……うぅん……寝ちゃったのか……」
時計を見れば、時刻は真夜中。頭が痛い……
「……唔……我睡着了吗……」
看了看时间,已经是三更半夜。头好痛……
その時、僕は気が付いた。
今の掃出し窓が開き、そこに、父さんが座っていた。母さんの姿はない。どうやら、先に眠ってしまったようだ。
在那时,我突然注意到
屋里的门窗被打开了,然后老爸正坐在那里
看不见老妈的身影,好像是先睡了的样子
父さんは僕が起きたことに気が付き、微笑みながら顔を振り向かせた。
老爸注意到我已经起来,微笑着将脸转了过来
「……すまん、起こしてしまったか……」
「ううん。大丈夫。……こんな夜中に、何をしてるの?」
「ああ。……月を、見ていたんだ……」
「月を?」
「……抱歉,吵到你了吗……」
「不不,没关系。……在这深更半夜的,在做什么呢?」
「啊啊。……我在看月亮……」
「月亮?」
「そうだ。……なあのび太、こっちに来て、一緒に見ないか?」
「……うん」
僕は、促されるまま父さんの隣に座る。
「没错。……呐,大雄……要不要过来这边,一起看?」
「……嗯」
迎着老爸的视线,我坐到了他旁边
「……綺麗だね」
「そうだろ?月が見えて、のび太がいて、のび太と酒を飲んで……最高の夜だ……」
僕らは月を見上げる。
幸い、今日は雲がなかった。窓からは丸い満月が空に座し、夜の街を仄かに照らす。
星々の光は月光に遮られ、あまりはっきりとは見えない。でも、まるで星達の分まで輝くように、月は、優しく光を降り注がせていた。
「……真是漂亮啊」
「没错吧?能看见月亮,大雄也在,和大雄一起喝酒……没有比这更棒的夜晚了……」
我们抬头仰望着月亮
幸运的是,今天并没有云。透过窗户,在圆圆的满月的照耀下,夜里的街景依稀可见
群星的光辉皆被月光盖下,看得不是很清楚
然而,月亮仿佛像是要把星星们的那一份也照耀出来那样,温柔着散发着光辉
少しの間、僕と父さんは、月の光が織りなす神秘的な劇場を、静かに眺めていた。
我和父亲,有好一小会,都静静地观赏着这由月光编织出来的神秘的剧场
545:名無しさん@おーぷん: 2014/08/13(水)21:28:11 ID:OqSjZTS5g
月が綺麗…
あっ(察し)
月亮真漂亮
啊(已看穿一切)
547:◆9XBVsEfN6xFl: 2014/08/13(水)21:38:52 ID:H3kqmpeHo
「――ところでのび太」
突然、父さんが切り出した。
「——话说回来,大雄」
忽然,父亲开口说道
「うん?何?」
「誰か、いい人は見つかったか?」
「いい人?」
「結婚相手のことだよ」
「嗯?怎么了?」
「有没有找到什么不错的人啊?」
「不错的人?」
「就是结婚对象啦」
「け、結婚!?」
「何を驚いてるんだ。のび太ももういい年だ。そろそろ結婚を考えてもおかしくはないぞ?」
「そ、そうなんだろうけど……いきなり結婚なんて……」
戸惑う僕に、父さんは声を出して笑う。
「结、结婚!?」
「有什么好吃惊的,你年纪也不小了,就算考虑结婚也不是什么奇怪的事吧?」
「是、是这么说没错啦……不过突然间结婚什么的……」
看着一脸困惑的我,父亲笑了出来
「いやいやすまん。ちょっと話を飛躍させ過ぎたな。……まあ、結婚まではいかなくても、付き合ってる人はいないのか?」
「……まあ、一応……」
「そうか……それはよかった……」
付き合ってるのは付き合ってる。……だけど、この前の舞さんに言われたことを思い出した。
……結局僕は、中途半端なんだ。
「哎呀哎呀抱歉,稍微有点太唐突了。
……不过,就算没到结婚那种地步,交往的人有没有呢?」
「……嘛,姑且有吧……」
「是吗……那太好了……」
交往是有在交往没错啦。……不过,怎么都会想起之前被舞桑说过的话
……结果我还是半吊子
「……のび太、お前は、少し抜けてるところがあるからな。お前に合うのは、きっと、しっかりした人だろうな」
「う、うん……」
「……大雄,你是那种有一点马虎的类型。那种比较靠得住的类型应该和你比较相配」
「嗯、嗯……」
「まあいずれにしても、自分の目で見て、頭で考えて、相手を決めろ。そしてな、一度決めた相手は、一生大事にしろ。
家族を蔑ろにする奴は、幸せなんて手に入れることは出来ないんだ。
どれだけ仕事がうまくいっても、どれだけお金があっても、幸せってのは、それとは関係ないところから生まれるものなんだよ」
「……」
「嘛,不管是谁也好。还是要通过自己的眼睛看,自己的脑袋想,自己来做出决定啊
然后,定下来的对象,就好好珍惜一辈子吧
不把家人放在眼里的那种家伙,是不可能得到幸福的
不管多么会工作也好,多么有钱也好
幸福这种东西是从跟这些东西毫无关系的地方诞生出来的」
「……」
「……大丈夫だ、のび太。お前なら、必ず幸せな家庭を作れるはずだ。――何せ、お前は僕の、自慢の息子だからな」
「……0点ばっかり取ってたけどね」
「勉強なんて、最低限のことさえしていればいいさ。実際に、お前は高校まで卒業出来たんだ。十分だ」
「そっかな……」
「そうだ。お前は、自分の人生に自信を持っていい。――お前は、幸せを生み出すことが出来る」
「……ありがとう、父さん」
「……没事的,大雄。如果是你的话,一定能建造一个幸福的家庭。
——毕竟,你可是我骄傲的儿子啊」
「……只不过拿的都是零分啊」
「学习什么的,有最低限度的水平就足够了。实际上也是,你也高中毕业了,已经很够了」
「是这样吗……」
「没错,你可以对自己的人生再抱多一点自信。——如果是你的话,有办法创造得出幸福」
「……谢谢你,老爸」
548:◆9XBVsEfN6xFl: 2014/08/13(水)21:50:14 ID:H3kqmpeHo
「……さて、そろそろ寝るとするか」
「うん……」
そして僕らは、それぞれの寝室に戻る。
「……那么,差不多该睡了吧」
「嗯……」
紧接着,我们各自回到了各自的寝室
僕は二階に上がり、布団に横になった。
久しぶりの自分の布団。眠る前に、一度押入に目をやる。
そこにいた彼は、今何をしているのだろうか………そんなことを考えていた。
我上到了二楼,钻进了被窝
久违的自己的被窝。在睡前,稍微看了一眼壁橱那边
彼方的他,现在在做什么呢……脑子里想着这样的事情
……いや、それももう止めにしよう。
父さんも、先生も、舞さんも、そして、彼も……みんな、僕に自信を持っていいと言っていた。
……不,那个就别再想了
老爸、老师、舞桑、然后还有他……大家都说过,我可以对自己抱有自信
僕は、いつも彼に頼ってばかりだった。
全ての願いを、叶えてくれる彼。困った時は、いつでも助けてくれた彼。
我一直都总是依赖着他
所有的愿望,都为我实现的他。在我困扰的时候,一直都会对我伸出援手的他
……でも僕は、もう大人になった。
子供のころにはなかった責任だとか柵(しがらみ)だとかが、今の僕の周りにはある。
その中で僕は、自分で考えて、行動して、いくつもの選択肢を選んでいかなければならない。
……然而我,已经成为大人了
在小时候没有的责任啊人情之类的东西,现在遍布在我的周围
在那当中,我必须自己去想,自己去做,从众多选择中选出一个来
それは、とてもキツイことだと思う。時には落ち込むこともあるだろう。どちらを選んでも、不運しかない状況も出てくるはずだ。
でもそれは、誰でも経験することなんだ。誰でも悩んで、それでも選択を繰り返しているんだ。
僕ばかりじゃないんだ。それなのに、ずっと彼のことを頼り続けているわけには行かない。今僕は、自分の足で歩き出すべきなんだろう。
那恐怕是,非常痛苦的事情
感到消沉的时候恐怕也会有吧,不管选哪边都是坏结果的情况恐怕也会有吧
然而,这是谁都会经历的事情。不管是谁都会烦恼,就算是这样仍然不停地作出选择
并不只有我是这样啊。所以,也不能总是依赖着他啊
现在正是,依靠自己的脚来迈出步伐的时候了
――ドラえもんは、きっとそれを僕に伝えたくて、手紙をくれていたんだ。
姿を見せず、僕が自分の足で歩くように促していたんだ。
——哆啦A梦,一定是想对我传达这些,才发来了信纸吧
就算是看不见身影,仍然催促着,促使我尽早依靠自己的脚去行走
だったら、彼のためにも、僕は足を踏み出す。ゆっくりでも、自分の足でこれからを歩いて行く。
(じゃないと、キミに笑われるしね……)
这样的话,就算只是为了他,我都要依靠自己的脚迈出步伐
就算走得慢,从今以后也要依靠自己的脚一步步前进
(不然的话,会被你笑话的吧……)
最期にもう一度だけ押入に視線を送った僕は、一人静かに、微睡の中に意識を沈めていった。
最后又稍微看了一眼壁橱,我闭上了眼睛。一个人静静地,沉入了梦乡
550:◆9XBVsEfN6xFl: 2014/08/13(水)22:01:21 ID:H3kqmpeHo
それから僕は、実家を後にした。
街並みを見渡しながら駅まで歩き、電車に乗る。窓から見える景色を横目に、電車に揺らされていく。
在那之后,我离开了老家
边看着周围的街景,边走到了车站,坐上了电车
透过窗户能够看到的景色不停地后退,电车摇晃着前进着
そのまま家に帰り、荷物を片付けた後、とある人物に連絡を取った。
思いのほかあっさりと連絡が取れたのが幸いだった。
然后我就那样直接回到了家,在整理完行李后,我和某个人物取得了联系
幸运的是,行李想象的比我要少
「……うん……そうだよ……じゃあ、待ってる……」
電話を切り、服を着替える。
これから、僕は歩き出す。
「……嗯……就是这样……那么,我等着你……」
挂断电话之后,我换好了衣服
紧接着,我迈出了步伐
最期に家を出る前に、これまでドラえもんがくれた手紙を読み返した。
彼の言葉をもう一度心に注ぎ、家を出る。
在最后离开家之前,我又读了一遍迄今为止哆啦A梦给我写过的信
将他所说的话再一次注入心底后,我走出了家门
踏み出す足は、少しだけ躊躇を覚えていた。
それでも、力強く足を踏み出した。
迈出的步伐,虽然仍然带有一丝踌躇
然而就算是这样,我还是用力地迈出了步伐
551:名無しさん@おーぷん: 2014/08/13(水)22:02:50 ID:l5XlNl66D
おっ
喔
552:名無しさん@おーぷん: 2014/08/13(水)22:04:26 ID:MMdXuYSNE
どうなる!?
会变成怎样!?
553:名無しさん@おーぷん: 2014/08/13(水)22:06:16 ID:2q8OGhaob
のび太から迷いが消えたか
大雄的迷茫消失了吗
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迷茫消失了嘛?
好想继续看后续啊www 忍不住啊
已经在意到睡不着觉了,不该当作睡前读物的wwwwwwwwww