8Dec

『轻小说・三秋缒』我曾打着电话的那个地方(六)

时间: 2015-12-8 分类: 我曾打着电话的那个地方 作者: kk

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「あいつ、そんなに星が好きなのか」檜原は本人に聞こえないよう声を落として僕に訊いた。

「ああ。何せ、星を見るためだけに毎晩ここにきてるくらいだ」

「毎晩? 何か別の目的があるんじゃないのか?」

「いや、それはない。断言してもいい」

「へえ。変わったやつだな」

檜原は何かを見極めるかのように初鹿野の背中をじっと見つめた。

“那个家伙,就这么喜欢星星吗?”桧原为了不让当事人听到,刻意放低了声音问我。

“嗯。毕竟她正是为了来看星星才每晚到这里来的。”

“每晚? 不会是有什么别的目的吗?”

“不,那没有。这点可以断定。”

“诶。那真是个奇怪的家伙啊。”

桧原仿佛想要弄清些什么,紧紧盯着初鹿野的背影。

 

「おい、お岩さん」彼は初鹿野に呼びかけた。「いい加減、土星も見飽きただろう?」

初鹿野はレンズから目を離し、檜原の方を向いて首を横に振った。「飽きない」

「そうか。でもとにかく、俺は飽きたんだ。だからこれからお前に、望遠鏡の向きを月面に合わせてもらう。使い方はわかるか?」

「……多分」

「よし、じゃあ任せた。上手く月面を捉えられたら教えてくれ」

初鹿野は深く頷き、慎重な手つきで天体望遠鏡を弄り始めた。

“喂,阿岩※。”他向初鹿野叫道。“差不多该看腻土星了吧?”

初鹿野视线离开目镜,朝桧原的方向摇了摇头。“没有腻。”

“这样啊。但是总之我是腻了。所以接下来想让你把望远镜调向月面。知道操作方法吗?”

“……大概。”

“好的,那就交给你了。精准地捕捉到月面图像的时候告诉我。”

初鹿野重重地点点头,手法慎重地摆弄起天文望远镜。

※ 阿岩是之前《东海岛四谷怪谈》里的那个得了天花之后变得丑丑的女孩子。

 

「おお、ちゃんとファインダーを使ってる。さすがだな」檜原は愉快そうにいった。

「大事なものだから、何も知らない素人には触らせたくないんじゃなかったのか?」と僕は訊いた。「初対面の女の子に弄らせるなんて」

「大丈夫。あいつは壊さないよ」と檜原は自信満々にいった。

「一応、僕だってちゃんと勉強してきたんだ。星図の見方まで覚えてきたのに」

「そりゃ勉強熱心だな。でも動機が不純だから信用できない」

“哦哦~有在好好地用着寻星镜。不愧是初鹿野啊。”桧原看起来很愉快地说。

“不是说‘它很重要,所以不想让什么都不懂的门外汉乱碰’的吗?”我问道。“却让初次见面的女孩子玩它。”

“没事。那家伙不会把它弄坏的。”桧原自信满满地说道。

“我也姑且算是好好学习了不少的么。看星图的方法都有记下来。”

“那确实算是热忱地学习了啊。但是动机不纯所以不值得相信任。”

 

初鹿野が手間取っているのを見ているうちに我慢ができなくなったのか、檜原は赤いセロハンを貼った懐中電灯を手に取って立ち上がり、初鹿野の隣に立って指示を出し始めた。「馬鹿だな、まず低倍率のアイピースを使うんだよ。ピントが合ったら倍率をあげればいい」

「アイピースの替え方なんて、知らない」と初鹿野が不平をこぼした。

「じゃあ俺に訊けばいいだろう、馬鹿かお前」

「……どうやるの?」初鹿野はおずおずと訊いた。

望遠鏡を弄る二人を、僕と千草は後ろで傍観していた。

不知道是不是看着初鹿野磨磨蹭蹭的动作忍不住了,桧原拿起贴了红色玻璃纸的电筒站了起来,走到初鹿野边上站着开始给出指示:“笨蛋,先用低倍的目镜呀。对好焦再提高倍率就行了。”

“可是我不知道目镜该怎么换。”初鹿野鸣不平道。

“那来问我不就行了,你是不是傻。”

“……怎么换?”初鹿野怯生生地问道。

我和千草在后面旁观着摆弄着望远镜的两个人。

 

「自分の好きなものがわかっている人って、素敵ですよね」と千草が呟いた。

「そうだな。僕にはとても、あんな風に一つの物事に入れ込むことはできない」と僕はいった。「多分、自分の趣味をそこまで信頼できないんだろうな」

「わかります。きっとどこかで飽きるか挫折するだろうと思うと、つい予防線として手を抜いてしまうんですよね」

“知道自己喜欢的是什么东西的人,真是了不起啊。”千草自言自语道。

“是的啊。对我来说,那样迷恋某个事物根本做不到。”我说道。“大概是,我没办法信赖自己的爱好到那种地步吧。”

“懂的。在某个时候一想到会厌倦或者受挫,就会拉起一道防线草草了事的。”

 

苛立った様子で指示を出す檜原と不本意そうにそれに従う初鹿野を眺めていると、ふと、僕の胸が軽く疼いた。これまでに経験したことのない、不思議な感覚だった。それが嫉妬という感情であることを、僕はこの時点では自覚できていなかった。劣等感こそ多分に経験してきた僕だが、これまでは自分という人間を諦め切っていたためにあえて他人と自分を比較することはなく、特定の個人に対する嫉妬とは無縁の人生を送ってきていた。ゆえに、生まれて初めて抱くその感情につけるべき名前がわからなかったのだ。

漠然と、不吉な予感がした。開けてはいけないドアを開けてしまったのかもしれない、と僕は思った。

そしてその予感は、そう遠くない未来に的中することになる。

看到不耐烦地给出指示的桧原和不情不愿地听从着的初鹿野,我的胸口骤然轻轻抽痛。以往从没体验过的、不可思议的感觉。在那个时间点,我并没有自觉这便是嫉妒的感觉。虽然我一直体会着相当的自卑感,却不曾硬要将自己与别人对比,来对作为人的自己死心,一直经历着与“对某个特定的人感到嫉妒”毫无牵扯的人生。因此,这个从生下来第一次拥有的感情,我不知道该给它一个什么样的名字。

朦胧中有一种不详的预感。也许打开了一扇不该打开的门,我这样想。

然后这个预感,在并不那么遥远的将来准确地命中了。

 

「深町くん、どうかしました?」突然押し黙った僕に、千草が不安そうに訊いた。

「いや。変な感じだな、と思っただけだ」

「そうですね。……変な感じです」

初鹿野が振り向いてちらりと僕たちを一瞥し、またすぐに望遠鏡に視線を戻した。

“深町,怎么了?”我突然陷入沉默,千草看起来很不安地问道。

“没什么。刚刚觉得有种奇怪的感觉。”

“是的呢。……奇怪的感觉。”

初鹿野转过头来一晃瞥过我们,又马上把视线放回望远镜上。

 

 

空が紫色に染まり始めた午前四時頃、僕たちは廃墟を後にした。そして何事もなかったかのように別れ、それぞれの家に帰った。

しかしどういう星の巡り合わせか——あるいは星によって巡り合わされたというべきか——それからというもの、僕と初鹿野、それに千草と檜原の四人は、示し合わせたかのように毎晩廃墟に集まって星を見るようになった。

何より意外だったのは、誰に頼まれたわけでもないのに、檜原が毎晩同じ時刻に廃墟の屋上にやってきて望遠鏡を組み立てておいてくれるようになったことだ。もちろんそれは純粋な善意からくる行動ではなく、多くは千草と会う口実のためだったのだと思う。どこまで真剣かはわからないが、檜原は千草に好意を抱いているらしく、ことあるごとに僕から千草に関する情報を訊き出そうとしてきた(その都度僕は上手くはぐらかしたが)。

凌晨四点左右,天空渐渐开始染上紫色,我们离开了废墟。然后仿佛什么都没有发生过一般道别,各自回家。

可是这是什么星星的机缘呢——或者说是星星带来的邂逅更恰当吗——那天以来,我和初鹿野,还有千草和桧原四个人,像是事先约好了一般,每晚集合在废墟看星星。

比什么都让人感到意外的是,明明没有被谁拜托过,桧原却每晚一样的时间到废墟的屋顶上提前组装好望远镜。当然这样的行动不是单纯出于好心,我觉得这大概只是为跟千草见面找个借口。桧原好像对千草是抱有好感的样子,虽然不知道他有几分的认真。他每次都到我这里刺探有关千草的情报(不过我每次都成功地岔开话题)。

 

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Comments

目前有 3 条精彩评论

  1. 777
    777 发表于: 2015年12月8日 01:22:30

    这是打算桧原和初鹿野,主角和千草吗?(°∀°;)

  2. JMNSY
    JMNSY 发表于: 2015年12月8日 01:42:26

    “知道自己什么喜欢的是什么东西的人,真是了不起啊。”千草自言自语道。
    两个什么了

    • lu

      管理员

      lu 发表于: 2015年12月8日 09:52:33

      感谢指出,已更正!

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