14Dec

『轻小说・三秋缒』我曾打着电话的那个地方(十三)

时间: 2015-12-14 分类: 我曾打着电话的那个地方 作者: kk

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语言:   大陆 港澳 台湾

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小学三年生の初夏、僕は生まれて初めて入院生活というものを経験した。

そのときも、怪我を負ったのは脚だった。海岸まで続く坂道を自転車で下っていた僕は、ブレーキをかけずにどこまでいけるか試してみたくなった。坂の終盤まできて「やった、やりきったぞ」と思ったところで段差に前輪が引っかかり、僕の体は空中に投げ出された。段差の直前でハンドルを切ったおかげで顔面からの落下は避けられたが、その代わりに左膝を強かにアスファルトに打ちつけた。

最初の病院では打撲と診断されたが、痛みが強く歩くどころか膝を曲げることもできず、再度別の病院で受診すると全治二ヶ月の膝蓋骨骨折と診断された。僕が大きな怪我をするのはそれが初めてだったので、僕以上に母が慌てふためいていたことを覚えている。

小学三年级的初夏,我自出生以来第一次体验到了住院生活这种东西。

那个时候,负伤的也是腿。正骑自行车下那个跟海岸相连的坡的我,想试试不捏闸可以坚持到哪里。到了坡的最后部分,我正想着“成功啦,骑到最后了喔!”前轮就被一道断坡绊住,我的整个人被甩到了空中。还好在断坡前打了车把,避免了脸着地摔下,取而代之的是左膝狠狠地撞在柏油马路上。

最初医院给的诊断是跌打伤,可是痛感太强,别说是走路,连屈膝都做不到,再到别的医院去看的时候,诊断说是两个月才能痊愈的髌骨骨折。因为我受这么大的伤这还是第一次,我还记得妈妈比我更手忙脚乱的样子。

 

今でこそ入院生活を楽しむ余裕ができた僕だが、当時小学三年生で人生初の入院生活を送ることになった僕にとって、寝た切りで過ごす一日は永遠に等しかった。初めは何をして過ごせばいいのかわからず、とにかく退屈で気が狂いそうだった。まるで僕の時間だけが止まってしまったような感じだった。一日三回の食事が、唯一の刺激であり娯楽だった。基本的には酢の物やどろどろした煮物、味付けの薄い汁物に脂身のない魚といった淡白な食事が多かったが、たまにソースやケチャップといった調味料がついたものが出るとそれだけで数時間は満ち足りた気持ちになれた。

尽管现在的我已经能从容地享受住院生活,可是对当时小学三年级、而且是第一次住院的我来说,卧床不起的一天几乎等价于永远。一开始不知道该做什么去打发时间,真是闷到快要疯掉了。就好像只有我的时间静止了一样的感觉。一天的三顿饭成了唯一的刺激兼娱乐。基本上都是醋拌的凉菜、黏糊糊的炖菜、没什么味道的没有肥肉的鱼汤之类的清淡食物占了多数,只有在偶尔有加了沙司、番茄酱之类的调料的食物出现的几个小时里,才感觉得到满足。

 

父は僕の退屈凌ぎになればと、様々な分野の本を僕に買い与えてくれた。その頃の僕には読書の習慣はなく、活字本はおろか図鑑でさえろくに見ないような子供だったが、他にすることがないのでそれらの本を読む他なかった。面白いかどうかとか有意義かどうかとか、そんなことは考えず、ただ目の前にある文字を追い写真やイラストを眺めた。そうしているうちに、僕は次第に少なくない楽しみをそこに見出すようになっていった。

僕がな何度も読み返したのは、手品の種明かしの本だった。テレビでよく見る、適当に引いたトランプの数字を当てたり、コップの中のコインを消したり、ステッキを空中に浮かせたりといった手品。それらがどのような仕組みで成り立っているのかが懇切丁寧に解説されていた。

爸爸买了各种领域的书给我,让我来消磨无聊时间。那时我并没有读书的习惯,是个连图鉴都不好好看的小孩,铅字书就更别提了,但是没有其他能做的事,除了看那些书别无选择。有没有意思、有没有意义,那些都不去想,只是逐字扫过眼前的文字、盯着照片和插图。在那个过程里,我渐渐在其中发现不少乐趣。

我反复看了不知道多少遍的,是魔术揭秘的书。那些经常能在电视上看到的,随便抽张扑克说中数字、让杯子里硬币消失、让手杖悬浮空中之类的魔术,那些是用什么手法做到的,它都有细致耐心地讲解。

 

複雑で難解な内容だったが、筆者の手品師の語り口が非常に滑らかで読みやすく、僕は世界の裏側の話でも聞くような気持ちで彼の書いた文章を読んだ。今思うと、僕は手品の種そのものを楽しんでいたというよりは、それらを概観したときに見えてくる、人間の心理的死角というものに対する筆者の考え方を楽しんでいたのだろう。たいていの人間は読書の原体験を小説や随筆に持つのだろうが、僕は手品の本から読書の悦びを学んだ。

虽然内容复杂晦涩,但是写这本书的魔术师的文章非常通畅,所以很好读,我带着像是在听世界的阴暗面一般的心情去看他写的文章。现在想来,说是了解魔术的诀窍本身让我感到享受,不如说是笔者在为它们作出梗概时可以看出的、他对于人类心里的死角的思考方式更让我感受到乐趣吧。大多数人的读书的初体验都是小说或者随笔吧,而我是从魔术书中感受到读书的欢愉的。

 

もしこのとき父親が天文学に関する本を僕に与えていたら、僕は今頃檜原のような天文ファンになっていただろうか? いや、結局手品にはほんの一、二ヶ月で飽きてしまったから、天文学の本でもそれは同じことだったかもしれない。いずれにせよ、そのような仮定はするだけ無駄だ。星を好きになった深町陽介が送る人生は、今ここにいる深町陽介が送ってきた人生とはまったく別物になるだろう。そうなれば、初鹿野に恋をすることだってなかったかもしれない。

要是那时父亲给我的是跟天文学有关的书籍,也许我现在也会是个像桧原一样的天文迷吧? 不,最后只过了一两个月就厌倦了魔术,所以就算是天文学的书大概结果也是一样的吧。反正这种假设没什么意思。喜欢上星星的深町阳介的人生,和现在在这里的深町阳介度过的人生会截然不同吧。那样的话,也许连喜欢上初鹿野这种事也不会发生了。

 

 

僕の入院していた部屋は男女同室で、全部で四人の子供がそこにいた。男の子が三人と、女の子が一人。怪我の箇所は人それぞれだが、皆重い怪我を負っていた。

正面のベッドの女の子は僕と同様に足を骨折しているらしく、片足がギプスで覆われていた。怪我をしていない方の足の極端な細さと包帯を幾重にも巻かれた足の太さは、潮招の鋏みたいにアンバランスだった。入院生活で気が滅入っているのか、それとももとから暗い性格なのかはわからないが、とにかく彼女はいつも暗い顔をしていた。もっとも、病室で常に明るい笑顔を振りまいている長期入院患者など一人も見たことはないが。

我住院时的病房是男女一起的,那里总共有四个小孩。三个男孩,和一个女孩。虽然受伤的地方各有差别,但大家受的都是重伤。

对面病床的女孩子好像跟我一样腿骨折了,一条腿打着石膏。极端地瘦的那条没受伤的腿,跟绷带裹了很多层显得很粗的那条腿在一起,就像招潮蟹的钳子一般不平衡。不知道是因为住院意志消沉,还是因为本来就是那样阴郁的性格,总之她一直都是一副阴沉的表情。不过,在病房里一直带着明朗笑容的长期住院患者,倒是一个都没有见过就是了。

 

三、四日に一度、その女の子の母親が見舞いに来た。決して頻度としては少ない方ではない。しかし母親が例外なく病室を訪れてから十分以内に「じゃあ、お母さん忙しいから」といって早々に帰ってしまうことが、かえって女の子の寂しさに拍車をかけているようだった。女の子は母親が見舞いにくると、どうにかして十分以内に自分の入院生活の辛さをわかってもらおうとして一方的に愚痴や不満を並べ立てた。仕事に疲れている母親はうんざりした表情でそれを聞き流し、仕事の忙しさを理由にして、逃げるように帰っていった。彼女が忙しいのは紛れも無い事実だったのだろうが、あれではまだ見舞いにこない方がましなのではないかと僕は思ったものだった。

每过三四天,那个女孩的母亲会来探望她一次。就频率而言绝对不算低。可是那个母亲毫无例外地,每次从到访病房起不过十分钟就会说“妈妈还忙,先走了”,然后急急忙忙回去,这样反而更加重了女孩的寂寞的样子。每当母亲来看望的时候,女孩无论如何都会为了让她在十分钟内理解自己住院生活的痛苦,单方面地不停抱怨、列举自己的不满。工作精疲力尽的母亲一副厌烦的表情,女孩的牢骚一只耳朵进一只耳朵出,然后拿工作繁忙当理由,逃一般地回去。虽然她的忙碌也许是千真万确的事实,但是那样还不如不来探望的好。我是这样想的。

 


kk:深町的回忆。明天也是YO

一不小心往后翻了点看掉了第二章……好后悔啊啊啊啊………………!!!(´Д⊂

 

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Comments

目前有 2 条精彩评论

  1. 醬油Project
    醬油Project 发表于: 2015年12月15日 02:09:28

    那个女孩就是千草么…

  2. 777
    777 发表于: 2015年12月15日 06:19:50

    应该是千草吧

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