25Jan

『轻小说・三秋缒』我曾打着电话的那个地方(三十四)

时间: 2016-1-25 分类: 我曾打着电话的那个地方 作者: kk

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语言:   大陆 港澳 台湾

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廃神社にいくにはバスを利用する必要があった。どこの停留所から乗車すればいいのかは、幸い知っていた。母親に連れられて隣町の大学病院にいった際に使ったバスがその廃神社のある小山のそばを通ったことを、僕はよく覚えていた。

停留所に着いてから二十分ほどしてバスがやってきた。車内には一組の老夫婦が乗っているきりだった。その老夫婦が二つ先に停留所で降りてしまうと、乗客は僕一人になった。

废弃神社要坐公共汽车才能到,所幸我知道该到哪个车站去坐车。我清楚地记得被妈妈带着去邻镇的大学医院时乘的那趟公交,会到废弃神社所在的那座小山边上。

到车站后过了二十分钟左右,车来了。车里只坐着一对老夫妇。他们在两站后下了车,乘客就只剩下我一个人了。

 

目的地に着くまでの間、僕は最後部席の端に座り、窓の外を流れていく単調な田園風景を眺めていた。道が悪いのか、バスは頻繁に気持ちの悪い揺れからをした。運転手は僕に聞き取れないくらいの小声で何かをぶつぶつと一人で喋っていた。バスに乗っていたのは三十分にも満たなかったはずなのだが、僕はそれが二時間にも三時間にも感じられた。ときおり見慣れない民家が目に入ると、乗るバスを間違えてしまったのではないだろうかと不安になった。廃神社のある小山が見えると、僕は胸を撫で下ろして降車ボタンを押した。

在驶向目的地的那段时间里,我就坐在最后靠边的座位上,望着窗外流淌过的、单调的田园风光。是路况太糟糕了吗,车时常会恶劣地摇晃,让人感觉不太舒服。司机一直在以我听不清的低声,自言自语地嘟哝着什么。坐车本该是连三十分钟都不到的,我却感觉像是过了两三个小时一般。每当偶尔有不熟识的民房映入眼帘,就开始担心起是不是坐错了车。看见了有废弃神社那座小山,我便松了口气放了心,按下了下车铃。

 

整理券と料金を運賃箱に入れてバスを降りようとしていると、運転手が怪訝そうに僕の顔を覗き込んだ。

「坊主、一人か?」

僕は努めてさりげなく答えた。「はい。本当ならもうバス停におばあちゃんが迎えにきてるはずなんですけど……」そういって停留所に目をやり、わざとらしい溜め息をついた。「まだきてないみたいですね。忘れられてるのかな?」

把号码纸和车费放进了投币箱,正要下车的时候,司机诧异地窥向我的脸。

“小孩儿,你一个人?”

我努力装出一副若无其事的样子,回答道:“嗯。本来奶奶要来车站接我来的……”说着,我向车站看去,刻意地叹了口气。“看起来还没来啊。是忘记掉了吗?”

 

「一人で大丈夫か?」五十歳前後と見られる運転手の男は心配そうにいった。

「大丈夫です。おばあちゃんの家、すぐ近くですから」

運転手は納得した様子で頷いた。「そうか。気をつけてな」

“一个人没问题吗?”司机是个看起来五十岁左右的男人,他担心地说道。

“没问题的,奶奶的家就在附近。”

司机接受了我的解释,点点头道:“这样啊,那小心点。”

 

バスがいってしまうと、僕はコートのフードを目深に被り、神社を目指して歩き始めた。すぐに山の入り口の目印となる案内看板が見えてきた。看板の説明によれば、山は標高三百メートルほどの小さなものらしい。

山に入ってから間もなく舗装道路は途切れ、そこからは人一人がやっと通れる程度の細い砂利道が続いた。道脇の木々の枝は伸び放題になっていて歩きづらく、ところどころで倒木が道を塞いでいた。倒木からは苔の他にも見慣れない赤茶色のキノコがびっしりと生えていて、僕はそれに触れないよう慎重に倒木を乗り越えた。

车开走了,我便把大衣帽子深深拽到快要遮住眼睛的位置,朝着神社走去。很快就看见了标志着山的入口处的指引牌。按上面的介绍,这似乎是座海拔三百米左右的小山。

刚一走进山中,铺装路便到了尽头,接下来的是仅容一人勉强通过的砂石路。道旁树木的枝条肆意地蔓延着,路很难走,到处都有倒下了的树挡着路。那上面除了青苔,还密密麻麻地长着没曾见过的红棕色的蘑菇。我小心谨慎地跨过倒在地上的树,尽量不去碰到它们。

 

ようやく山の中腹まできたときのことだった。それまでまったくそんな気配はなかったのに、にわかにぽつぽつと雨が降り出した。木々の枝葉が傘になっていたので雨音の割にほとんど水滴は落ちてこなかったが、次第に雨は激しさを増し、それまで枝葉が受け入れていた雨粒までもが一緒になって僕の上に降り注いだ。

そこで引き返せばよかったものを、僕はせっかくここまできたのだからと意地になって山を駆け上った。しかし、山道は僕が想像していたよりもずっとずっと長かった。当時の僕は、山道というのが麓から山頂まで最短距離で結ばれているものだと勘違いしていたのだ。神社の入り口の鳥居まで辿りつく頃には、メルトン生地のダッッフルコートは雨水を吸って二倍くらいの重さになっていた。

总算到了半山腰。明明先前一点征兆都没有的,这时却突然滴滴答答下起了雨。一开始有树木的枝叶作伞,雨声虽大,却几乎没有水珠落下。可是随着雨势渐凶,连先前枝叶上积攒下的雨珠也都一起倾倒在了我的身上。

在这里返回就好了,可是我却想着好不容易爬到了这里,执意继续爬山。然而山路却远远比我想象中来得要长。当时的我误以为,所谓山路便是从山脚到山顶的最短距离连成的那条路。好不容易才走到神社入口的牌坊时,麦尔登呢的大衣已经吸足了雨水,变成了先前的两倍重了。

 

立てつけの悪いドアを両手でこじ開け、僕は神社の本堂に逃げ込んだ。床に腰を下ろして気を緩めた瞬間、猛烈な悪寒に襲われた。ぐっしょりと濡れたコートを脱ぎ捨て、僕は壁にもたれて膝を抱えがたがたと震えた。こんな体調で午前零時まで待つなんて不可能だった。しかしこの雨の中を下山して停留所で次のバスがくるまで待つというのも、それはそれで自殺行為に等しかった。

屋根を叩く雨音に混じって、ぽたぽたと本堂内に水が滴る音があちこちから聞こえた。そこら中で雨漏りが発生しているのだろう。天井から漏れ出した水は次第に床全体に及び、じわじわと僕の体温を奪っていった。床の冷たさと心細さが相まって、僕の体の震えはますますひどくなった。歯ががちがちとなり、手足は芯から冷えて痺れ、七月だというのに凍え死にそうだった。

我用两手撬开那扇没关好的门,躲进了神社的正殿里。坐到地上刚松了口气,瞬间便受到了一阵猛烈的恶寒侵袭。脱下已经湿透了的大衣,把它扔到一旁,我靠到墙壁边,抱着膝盖瑟瑟发抖。身体这副样子,根本没可能熬到半夜零点。而要在这波雨中爬下山到车站去等公交车来,也跟自杀没差。

夹杂着打在屋顶的雨声,正殿里到处响着水滴落的声音。那些地方都在漏水吧。从天花板漏下的水逐渐蔓延到了整个地面,一点点夺去我的体温。地板的寒冷与心底的怯意两相叠加,我身体的颤抖愈发严重起来。牙齿开始打颤,手脚连骨头都冻僵了,明明是在七月,却好像要冻死掉了。

 

こんなところにくるべきではなかったんだ、と僕は後悔した。しかしもう遅い。行き先は誰にも告げていないのだから、助けがくるはずもない。バスの運転手は今頃僕が祖母の家に辿り着いて仲よく夕食をとっているとでも思っているだろう。もし本当にそうだったら、どれだけよかったことか。

真不该来这种地方的,我后悔道。可是为时已晚。行踪谁也没有告诉,所以没有人会来救我。公交车司机也以为我现在已经到了祖母家,正和乐融融地吃着晚饭吧。要真是那样的话,该多好啊。

 

 

三、四時間が経過しただろうか。気づけば雨音は弱まっていた。ある葉から落ちた水滴が別の葉に当たる音だけが余韻のように聞こえ続けていたが、おそらく雨自体は止んだのだろう。本堂の中は真っ暗で、自分の手のひらされ見えなかった。

体力は底をついていた。もう一歩も動ける気がしなかった。意識が朦朧とし、自分が誰で、どうしてここにいるのかもろくに思い出せなかった。確かなものは、身を凍らせる寒気と体の震えだけだった。

差不多过了三四个小时左右吧。注意到的时候,雨声已经弱了下来。只剩下水滴从一片树叶落到另一片树叶上的余音萦绕着,雨本身该是已经停了吧。正殿里一片漆黑,连自己的手掌都看不见。

体力已经见底。感觉一步都再也走不动了。意识也朦胧了起来,连自己是谁、为什么会在这里都想不起来了。能切实感受到的,只剩下把自己冻结住的寒气还有身体的颤抖了。

 

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kk

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  1. 777
    777 发表于: 2016年1月25日 17:07:02

    开啦!

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