『长篇故事・2ch』我就是童男一枚,有问题吗!(十一)
引用元:http://vipsister23.com/archives/4242568.html
88:名無しさん: 2011/07/25(月) 12:59:45.40 ID:evCbY/gxo
放課後、部室に向かう途中で部長と遭遇した。
部長とどうでもいい話をしながら部室へ向かう。
「部長は、進学ですか? 就職ですか?」
「進学です」
「大学ですか」
「大学です」
放学后,在前往社团教室的途中和社长相遇了
边和社长聊些怎样都好的事边向社团教室方向走去
「社长,是准备升学?还是准备就职?」
「准备升学」
「是大学吗?」
「是大学」
「なんていうか、進路の話をしてると、怖くなってくるんですよね。焦燥感?」
「分かります」
「たとえば、中三の夏休みくらいから、模試とか夏季講習とか受ける奴増えるじゃないですか」
「増えますね」
「总觉得,一说起进路的事情,就有点害怕起来,这是焦躁感?」
「能理解」
「比如说,到初三暑假那时,参加模拟考啊夏季补习啊什么的家伙会一下子多很多不是吗」
「会多很多呢」
89:名無しさん: 2011/07/25(月) 13:00:24.85 ID:evCbY/gxo
「で、ずっと成績で負けたことなかった奴相手に、休み明けのテストでめちゃくちゃ引き離されたりして」
「そうなんですか?」
「そうなんです。夏休み中遊び倒してたから。あのときくらいの焦燥感ですね、進路の話をするときの心境っていうのは」
「よく分かりません」
部長は真面目で堅実な中学時代を過ごしたのだろう。
「然后啊,他们和成绩一直很好的家伙们,在假期结束新学期的考试差距会被拉得非常大」
「是这样吗?」
「是这样的,因为在暑假玩过头了。然后那个时候的焦躁感啊,提起进路的话题时那种心境」
「不是很明白」
看来社长认真地度过了一个坚实的初中时代
「あとは、そうだな。将来のこと何も考えてなさそうな奴が、「建築関係の仕事につきたい」って立派な希望を持ってるって知ったときとか」
サラマンダーがそう語ったとき、盛り上がるマエストロを横目に、俺はひとり硬直していた。
「あ、こいつもこんなこと考えてたんだ、っていう。俺なんも考えてないし、何もないや、っていう。分かります?」
「……分かる気がします」
「なんというか、置いてけぼりにされてく気分。こういうの、心細さっていうんですかね?」
どうでもいい話はそこで途切れた。沈黙が徐々に空気を凍らせていった。
部長は、部室につくまでずっと黙ったままだった。
「然后啊,对了,一些平时看起来完全没考虑过将来的家伙们
知道他们竟然抱有「想做和建筑有关的工作」这种远大目标时的那种时候」
火蜥蜴在那么说着的那个时候,艺术家也跟着一起聊得很起劲的时候,只有我一个人呆住了
「啊,这家伙也考虑过这种事情呢。像是这种的,只有我自己什么都没想过,
什么都没有的感觉,能明白吗?」
「……好像能够明白」
「怎么说呢,好像有种被独自抛下那种感觉。这种的,应该叫心中没底是么?」
怎样都好的话题就在那个时候结束了,沉默慢慢地把空气冻结
社长她,在到社团教室之前都一直保持着沉默
91:名無しさん: 2011/07/25(月) 13:00:51.63 ID:evCbY/gxo
部活を終えて家に帰ると、台所で妹が立ち尽くしていた。
「どうした?」
良い兄っぽく訊ねる。
「……ご飯炊き忘れてた」
数秒声が出なかった。天変地異の前触れか。
社团活动结束以后,妹妹失神落魄的站在厨房
「怎么了?」
做出一副好哥哥的样子问了下
「……忘记烧米饭了」
好几秒钟没有发出任何声音,是天地变异的前奏么
「ごめんなさい」
しゅんと落ち込んだ妹に、罪悪感がこみ上げてくる。
「对不起」
看着深深消沉下去的妹妹,感觉罪恶感涌起来了
実際、家事を全面的に押し付けていたわけだし、今までミスがなかった方が不思議だったのだ。
少しの失敗くらい誰でもする。主婦でもする。中学生で家事をこなせるだけでもすごいのに、完璧まで目指さなくてもいいのに。
だのに、ちょっとのミスで妹はひどく落ち込む。
实际上,家事方面全面都推给她去做了,不如说到现在为止没有失误过才比较不可思议
只是这种小小的失败的话谁都会有的,就算是家庭主妇也会有。
明明初中生能把家事做得那么溜已经很了不起了,明明不需要这么追求完美也可以的
妹は落ち着かなさそうに自分のうなじを撫でながら目を伏せていた。
妹妹好像平静不下来那般一个劲地摸着脖子背后,低着头
92:名無しさん: 2011/07/25(月) 13:01:44.81 ID:evCbY/gxo
「今日は外食にするか」
誰でも思いつきそうな解決案を口にする。
妹の顔は晴れなかった。
「今天要到外面吃饭吗」
说出了谁也能想得到的解决方案
但妹妹的表情还是没有舒畅开来
「俺が奢るから」
「ほんと?」
冗談のつもりで言ったが、思ったとおりの答えは帰ってこなかった。
「我请客噢」
「真的吗?」
本来只是开玩笑说说看的,但并没有得到我想象中的那种回答
「むしろ、妹に払わせるつもりだったの?」
……という感じの答えを期待していたのだが。
「不如说,你其实是想让妹妹付钱吧?」
……本来是期待着她会这么回答的
たったひとつのミスが、妹には致命的なダメージを与えるらしい。
そんなに完璧を目指さなくてもいいのに。
只是一个小小的失误,却好像给妹妹带来了很致命的打击
明明没有必要这么追求完美的
気負いすぎるのがうちの妹のダメな部分だ。
それはいいところとも言えるのだけれど。
兄としてはもうちょっと甘えて欲しいし、あんまり思いつめすぎないで欲しいし、たまには逆ギレしてもいいのに、と思う。
太争强好胜是我家妹妹的小小的缺点
当然这也可以说是一个优点
不过作为哥哥是希望她能稍微撒撒娇的,不要什么都一个人抗
偶尔发发火也是可以的吧
「ファミレスでいいか?」
一番近場だし、という言葉はかろうじて飲み込む。安いし近いしそこそこ美味い。
妹は小さく頷いた。
「家庭餐厅可以吗?」
而且离这里是最近的,好不容易才控制着自己没说出这句话,又近又便宜而且还挺好吃
妹妹轻轻地点了点头
93:名無しさん: 2011/07/25(月) 13:02:17.50 ID:evCbY/gxo
玄関を出て、二人肩を並べて歩く。まだ少し早い時間だが、あのまま家にいても落ち着かないだろう。
なんだかアンニュイな雰囲気。
出了门以后,两人肩并肩地走着。虽然时间还比较早,不过就那样继续呆在家里总觉得平静不下来
总觉得气氛有些倦怠
歩きながら妹は、気のせいかと聞き逃しそうになるほど小さな声で謝った。
何を謝ることがあるんだと言ってやりたかったが、そんなことを言っても妹は喜ばないし、いつもの調子を取り戻さないだろう。
いいよ、と軽く答えた。なんとなく、自分の態度に苛立つ。何をえらそうにやってるんだ。おまえが家事をやれ。
走在路上的妹妹,不知道是不是错觉,用几乎快要听不见的声音道了声歉
虽然想对她说你有什么好道歉的,但就算说了这种话妹妹也不会高兴,
也不能恢复成平常那种调调吧
没事啦,轻轻地回答道。总觉得对自己的态度感到很烦燥,
我凭啥一副了不起的样子啊,你也去做做家事吧
なんだって、わざわざ家事を引き受けてくれている妹がダメージを食らうことがあるのか。
俺の態度が悪いのかも知れないな、とふと思った。
你在说什么啊,自己特意包办了家事的妹妹难道还会受伤吗
然后突然想到,我的态度可能稍微有点不太好呢
文句のひとつでも言ってやれば、「じゃあアンタがやればいいでしょ!」と逆ギレしてくれるかも知れない。
それはそれで、お互いストレスがたまりそうだ。
良い兄であろうとするのも考え物かも知れない。基本的にはダメ兄なわけだし。
如果稍稍说了一句抱怨的话的话,或许会被「那你来做不就行了吗!」这么发火
那样的话,对双方的精神健康都不太好吧
自己究竟算不算一个好哥哥这也是值得商讨的一件事,毕竟基本上是个不争气的哥哥
「家事、手伝ってほしいときは言ってくれていいから」
一応、そう伝えておく。そっけなくならないように細心の注意を払って。
別におまえの仕事に不満があるわけじゃないぞ、と言外に想いを込めて。
「家事,如果有需要帮忙的时候跟我说一下也可以的」
总之先这么跟她传达了一下,小心翼翼地让自己的语气听上去好一些
并不是说对你的工作抱有不满噢,贯注了这种言外之意进去
「……うん」
落胆した様子のまま、妹は小さく頷いた。これ以上は何を言っても逆効果だろう。
ちょっとくらいのミスがあっても、今の時点で充分すぎるくらいがんばっているのに。
「……嗯」
依旧抱着那种失落的表情,妹妹轻轻点了点头,恐怕再多说些什么也是反效果吧
尽管发生了一点小小的失误,妹妹至今为止也已经努力的太多了
自分のいいところって、見えないのかもしれない。
或许自己的优点,自己很难注意到吧
94:名無しさん: 2011/07/25(月) 13:02:44.67 ID:evCbY/gxo
一通りの家事をこなせるようになってから、妹は家事のすべてを自分ひとりでやりたがった。
最後には家事を仕込んだ側の俺が折れて、妹に全部を任せるようになったけれど、やっぱり分担は必要だったと思う。
在我好不容易掌握家事的基础之后,妹妹却想要自己独自包办所有家事
虽然最后本来是教导家事的我被彻底折服,变成了全部交给妹妹来做的形式
但是果然还是得分担一些工作才行
お互い、とるべき距離を測りかねているのかもしれない。
我们之间应持有的距离,可能相互有些难以掌握吧
両親は仕事で忙しくて、帰ってくるのはいつも夜遅くだから。
俺たちがそこそこ成長したからか、最近ではろくに帰ってこないこともある。
父母工作很忙,回到家基本都已经很晚了
我们虽然也已经成长了不少,但最近不回家的状况也时有发生
でもやっぱり、俺たちはまだ子供なのだ。
どうしたものか。
考えながら歩いていると、すぐにファミレスにつく。徒歩十分。奇跡的な立地。
但果然,我们还是小孩子啊
到底该怎样才好
边考虑着这种事情边走着,我们很快就到了餐厅。徒步只需10分钟,简直是奇迹般的选址
「何名様で」
「二名です」
「禁煙席喫煙席ございますがどち」
「禁煙席で」
日本人は相手の言葉を最後まで聞かずにかぶせるように返事をすることが多い。
というか、見るからに学生なのに喫煙席を選択肢に入れるな。
「请问几位呢」
「两位」
「要坐禁烟席位还是吸烟席…」
「禁烟席位」
日本人经常在对方问完之前就已经开始回答了
不如说,都看到是学生了就不要给出吸烟席的选项啊
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之前就想吐槽了,男主有这样的妹妹真是该烧!
有妹如此,夫复何求
像是结城美柑那样的妹妹呢