『长篇故事・2ch』我就是童男一枚,有问题吗!(三十六)
引用元:http://vipsister23.com/archives/4242568.html
384:名無しさん: 2011/08/01(月) 11:29:03.93 ID:FfC3rck9o
幼馴染が帰ったあと、少しの間眠っていた。熱のせいでぼんやりとする頭で、ぐるぐると考え事をしていた。
在青梅竹马回去以后,稍稍睡了一会儿
用着因为发烧的缘故显得昏昏沉沉的脑袋,吃力地想着一些事情
その考え事はまどろみの夢に反映された。
夢が心象をあらわすというけれど、俺が見る夢は示唆的というよりも直喩的だ。
那些想着的事情在我的梦里反映了出来
虽然人们都说梦是内心活动的反映,但我看到的梦与其说是暗示不如说是直喩
「私、童貞の人とはお付き合いできないの」
心底申し訳なさそうに幼馴染が言う。
「我,和处男没法交往呢」
青梅竹马以一副打心底对不住般的表情说道
「お兄ちゃん、いまどき童貞とか、さすがにないよ」
心底残念そうに妹が言う。
「欧尼酱,都到了这个年龄处男什么的,这实在太说不过去了」
妹妹以一副打心里感到遗憾的表情说道
そして二人は誰かと一緒にいなくなる。
然后两人都和别的什么人一起走远离开了我
いなくなる。
置いてけぼりの気持ち。
渐渐走远
被独自抛下的那种心情
いつかいなくなってしまうこと。
不安。
对她们总有一天会从身边离开这件事
感到很不安
バカみたいだ。
像傻瓜一样
でもなくならない。
但是不会消失
困った。
風邪をひくと弱気になってしまって困る。不安になる。
とても一人が怖くなる。
真是困扰啊
一患上感冒一下子就变得软弱,变得不安。真是困扰
变得很怕一个人独处
385:名無しさん: 2011/08/01(月) 11:29:48.34 ID:FfC3rck9o
まどろみの中で、夢はかすかな変化を遂げる。
いなくなった誰かは、いつのまにか両親に取って代わられた。
在朦胧中,梦境稍稍发生了变化
消失了的某人,不知何时变成了我的父母
いつまで待っても帰ってこない人たち。
泣いて追いかけても追いつけない人たち。
置いてけぼりの気持ち。
不管等多久都不回来的人们
即使哭着嚷着追着也追不上去的人们
被独自抛下的那种心情
両親が本当に仕事で忙しかった頃、俺と妹は二人で祖父母の家に預けられた。
彼らはよく面倒を見てくれたのだと思うが、今でもときどき夢に見る。
引き離された感触。
眠る直前まで傍にいた人が、目を覚ませばいないこと。
置き去り。
以前父母工作真的很忙的时候,我和妹妹被托付给外公婆照顾了
虽然他们照顾我们照顾得很好,但直到现在还常常梦到当时的情景
被拆散的那种感觉
明明在睡前还在旁边的人,在睡醒后就消失不见
被独自抛下
意識が不愉快な記憶を反芻し始めた頃、俺は浅い眠りから覚めた。
当意识要开始反复回味那些不愉快的记忆时,我从这浅睡眠中醒了过来
目を覚ましたのは携帯が鳴ったからだった。キンピラくんからメール。無視するな、という旨。それを無視する。
是被手机的响声吵醒的,是小金发来的短信
里面的内容是“不要无视我啊”。继续无视
うなされていたようだった。滲んだ冷たい汗を拭って溜息をつくと、妹がちょうど食器を持って部屋にやってくる。
看来是被噩梦缠身了,擦了擦渗出来的冷汗叹了口气
正好看到妹妹端着餐具走过来
386:名無しさん: 2011/08/01(月) 11:30:14.61 ID:FfC3rck9o
「雑炊ですか」
「うん」
妹はベッドの脇に腰掛けて食器を膝の上に乗せた。熱そう。
スプーンで雑炊をすくって、息を吹きかけて、冷ましてから、俺の口元にそれを運ぶ。
「蔬菜粥?」
「嗯」
妹妹走到了床边坐了下来,将餐具放在了膝盖上,好像很烫的样子
她舀起一勺粥,吹了吹,让它凉下来后送到了我的嘴边
「手、動くから」
「いいから」
「よくないから」
昔風邪を引いたときに、祖父母が似たようなことをしてくれた。だから俺もまた、妹が風邪を引いたとき似たようなことをしたわけだが。
さすがにこの状況は想定していない。
「我自己来」
「没事啦」
「有事啦」
在以前得感冒的时候,外公婆也做过类似的事情。所以我也是,在妹妹患感冒时做过类似的事情
不过像现在这种情况还真没想过
でもまぁ、せっかくだし、人生経験で何が役に立つかも分からないので、一応受け入れることにした。
不过,像是这样的机会也不多
这样的人生经验说不定在以后也能派上用场,最后姑且还是接受了
387:名無しさん: 2011/08/01(月) 11:30:41.49 ID:FfC3rck9o
「美味しい?」
「美味しい」
恥ずかしいけど。
「好吃吗?」
「好吃」
虽然有点害羞
「ずっと体調悪かったの?」
「別に」
身体がだるいのは暑さのせいだと思っていたが、どうやらそうではなかったらしい。
「最近身体一直很糟?」
「也没有啦」
本来以为身体很沉重是因为暑气的缘故,看来并不是这回事
「もういいよ、あとは自分で食べるから」
「だめだよ」
何がだめなのか。
「已经可以了,接下来我自己吃吧」
「不行噢」
究竟哪里不行呢
結局最後まで妹はスプーンを放そうとしなかった。
逆の立場になったときは存分に世話をしてやろう。
但是直到最后妹妹都不肯放下勺子
等以后立场逆转的话我不好好照顾一下可不行
388:名無しさん: 2011/08/01(月) 11:31:10.90 ID:FfC3rck9o
せっかく病気になったのだし、上手く使えないものかな、と打算。
ちょっと卑怯かな、と思いつつも。
然后突然想到,好不容易生一次病,能不能好好利用一下呢
虽然觉得这有点卑鄙,但果然还是
「なあ」
妹は俺が寝るまでいるといって部屋に残っていた。
俺たち兄妹には基準にすべき家族がいない。お互いがお互いの模倣をする。
だから、互いに対する態度は自然に似通う。性格や立場が大きく言動や態度を変えることはあっても、本質的には似たものになる。
「呐」
妹妹说在我睡着前都准备留在房间里
我们兄妹之间并没有其他作为基准的家人,都在相互之间模仿对方
所以,相互之间的态度自然也是很相像
就算性格和立场的不同会造成很大的言论及态度的变化,本质上还是很相近的
「写真立ての中の、二枚目の写真、なんなんだ?」
妹は少し迷ってから、立ち上がって部屋を出て行った。少しして戻ってきたときには、手には写真立てを持っていた。
「相框里面的,那个第二张的照片,是什么来的?」
妹妹在稍微犹豫了一下之后,起身走出了房间。在过了一会回到房间之后,手上正拿着那相框
「お姉ちゃんにも、同じこと聞かれた」
言いながら写真立てを差し出してくる。なんだか不満そうだった。
受け取って、写真を取り出す。
「姐姐也问了我同样的问题」
这么说着把相框递了过来,总觉得有种不满的情绪在里面
接过相框,取出了照片
――見なかったことにした。
——还是当作自己没看过吧
「なんか言ってよ」
「何を言えばいいやら」
「私がバカみたいじゃない」
「说些什么啊」
「不知道该说些什么」
「整的我像是傻瓜一样不是么」
389:名無しさん: 2011/08/01(月) 11:31:38.73 ID:FfC3rck9o
「いやまぁなんといいますか」
若かりし頃の僕と妹の写真でした。
「不不,该怎么说才好呢」
是小时候的我和妹妹的照片
「自分が写ってない写真しか寄越さないからわざわざ二枚入れてたのに」
「……なんといいますか」
「全員だったら文句はなかったのに」
ひょっとして写真立てを渡したときに微妙そうにしていたのもこれだったのだろうか。
「因为给我的都是你自己没在里面的照片,所以特意放了第二张进去的说」
「……该怎么说才好呢」
「明明大家都在里面的话就没有怨言了的说」
难不成在交给她相框的时候,她那微妙的表情是这么回事么
そのあと、少しだけ話をした。俺は気付くと寝ていて、特に夜中目覚めるようなこともなかった。
悪い夢も見なかった。
在那之后,稍微聊了一下,在不知不觉中睡着,而且在夜里也没有醒过来
也没有做恶梦
なんだかな、と思う。
些細なことで浮いたり沈んだり、ちょっとだけ疲れる。楽しいんだけど。
只是隐隐约约感觉
有些很小很细微的事情浮现出来沉下去
虽然有些疲倦,但很开心
とりあえず、そのうちまた写真でも撮ることにした。風邪が治ったら。
总之,有机会再拍些照片吧,在治完感冒之后
405:名無しさん(長屋): 2011/08/01(月) 15:57:40.66 ID:iftM+EXI0
予備校に向う途中に学校の横を通りすぎた
授業の時間なはずなのに部活してた
夏休みだった
死にたくなった
去补习班的路上路过了学校
明明是上课时间却参加了社团活动
是暑假
好想死
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妹妹好可爱呀
感觉走上了妹妹线啊,先前的幼驯染线断了吗?
渐渐觉得这是一个关于亲情和友情的故事啊。想身边珍惜的人永远在一起的那种心情。